赤ちゃんには天然水とRO水ではどちらが最適?
ウォーターサーバーを契約するときに出てくるのが水の種類の問題です。
天然水とRO水の2種類ありますが、これを決める必要があるんですね。
当然どちらにも特徴がありますので紹介していきます。
天然水の特徴
天然水とは自然のままの水で天然の成分が豊富に含まれているのが特徴です。
そのため採水地によって成分が異なるため、
その効果を求めて天然水を選ぶ方も多いところです。
健康面を考えている方には特にオススメです。
ミネラルウォーターの表記にも「◯◯の天然水」とあるため、
同じものと思っている方も多いと思いますが、厳密には採水語の処理方法が異なりますので
両者は異なります。
天然水は採水した後、ろ過・沈殿・加熱殺菌処理されます。
それに対して、ミネラルウォーターはそれに加えて紫外線殺菌・オゾン殺菌などして
不純物を除去しています。この後、ミネラル成分なでも添加する点も天然水とは異なります。
少し難しくなりましたが、
天然水はそのままの成分が含まれていますので、自然本来の味がするのと思っておくと良いです。
よく水が甘いというのはミネラルなどの成分が豊富なことが原因です。
RO水の特徴
RO水とは逆浸透膜(RO膜)を通して作られた水のことをいいます。
そのため不純物がほとんど含まれていないのが特徴です。
一度は耳にしたことがあるダイオキシンやO-157なども除去された純水ですが、
逆に、水(天然水)本来のミネラルまで除去してしまいますので、甘みなどもないお水といえます。
その他のRO水の特徴としては、
水道水などから人工的に作ることが出来ますので、水代も天然水に比べて安いのも特徴です。
気になる!赤ちゃんにオススメな水は?
天然水とRO水ですが、ポイントとなるのはミネラルの含有量です。
いわゆる「硬度」です。
RO水でもミネラル成分が含有されているものがあり、RO水で選ぶのではなく、
硬度をチェックする必要があるのです。
なぜなら、赤ちゃんの内蔵は消化・吸収の力、排泄機能が未熟です。
ミネラル成分を多く含む水(硬水)を飲ませると内蔵に負担が掛る可能性があります。
ミネラル成分をほとんど含まない純水(軟水)を飲ませてあげましょう。
硬度50以下の軟水であれば天然水でも問題ありません。